2019.08.01

滋賀短期大学学内研究会(FD研修)を開催しました。

 令和元年9月5日(木)に滋賀短期大学において、本学高等教育開発センター主催の滋賀短期大学学内研究会(FD研修)を開催し、教職員23名が参加しました。
 今回は、学生による授業アンケートの結果をどのように活用するのかをテーマに実施しました。
 秋山学長による開会挨拶に続き、滋賀県立大学教育担当理事兼副学長の倉茂好匡先生に「授業評価アンケート結果 -どう見る?どう使う?-」と題して講演をしていただきました。

 講演では、本学で実施している授業アンケートから、特に教員の姿勢・教え方についての項目にポイントがおかれ、倉茂先生がこれまで多くの授業を見学していて気付かれている「うまくない授業」の典型例が実際に演じられ、それを「改善させた」授業も演じられました。参加者はどこが違うかをまず実感し、そのうえで、授業の基本スキルの各項目について、具体的に改善する方法を学びました。最後には、本学幼児教育保育学科の林特任教授が模擬授業を行い、授業改善について御指導いただきました。
 また、滋賀県立大学での「授業コンサルテーション」という仕組みも紹介され、大学全体で授業改善に取り組む方法についてもアドバイスをいただきました。
 参加者は、日頃の課題や疑問点を解決するべく、活発な質疑応答も行われました。

 倉茂先生のアクティブでユーモアを交えた講演には、会場内が熱気あふれ、授業の基本スキルの改善のコツを掴むことのできる有意義な研究会となりました。